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2023 / 01 / 05 よりブログを移行しました。
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ORIENTAL大濠様(福岡市)の入口横の銘板の施工です。

ステンレスの銘板で、

文字と枠部分は、金ヘアライン加工

黒バック部分は、黒梨地塗装です。

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文字の金部分が重厚さと高級感を感じさせます。

壁面に穴を開け、ボルトを立てて設置しています。

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光が当たると反射して金属の質感が綺麗に出ます。

テナントビルやマンションの入口や、

企業の入口、門に設置する銘板におすすめです。



同様の看板のこちらもぜひご覧ください。

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日本自動車タイヤ協会 様 銘板


今回は、カッティングシートの作り方におけるリタック(転写シート)貼りです。

実際に看板施工に利用したシートの製作風景を掲載します。

前回の小さなシートの時と同様に

コンピューターでカットしたものを丁寧にカス取りしていきます。

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カス取りが終了したら、ここからリタック貼りの作業に入ります。

今回は、透明のリタックを使用します。

和紙のものもあり施工場所によって使い分けています。

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白いのは裏紙で透明の方を使用します。

リタック貼りには、シート貼りに使用するスキージという道具を使います。

看板屋にはそれぞれ独自に横幅の広いものなどを作って使用していますが、

今回は普通のものを使用して貼っていきます。

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場合によってはシートが動かないようにしっかり固定して貼っていきます。

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シートとリタックの間の空気を抜くように斜めに動かし貼っていきます。

最後まで貼り終ったら周りのいらない枠部分をカットします。

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この周りの境界線が水平のレベルや基準になります。

四方カットしたら完成です。

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リタックをはがすとシートがくっついてきます。

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これを壁面などに貼り、

リタックだけをはがすとカッティングシート切り文字の完成です。



この1~4回までの流れが、

一般的なカッティングシートの作り方の作業風景です。



カッティングシートは、インクジェット出力と違い、

シートを文字輪郭でカットしますので

製作する看板により使い分ける事がより効果をアップします。

またガラスに貼る時や文字のみの修正等にも最適です。

施工場所の環境に最適なシートを選択すると

インクジェット出力より長持ちします。



カッティングシートを貼る工程は、

こちらの動画をご覧ください。


カッティングシートをアクリルに貼る工程


 
カッティングシートを水を使って貼る工程
(こちらの方法ですと初心者でも簡単にシート貼りができます)


福岡市南区の塾のシャッターサインの施工です。

シャッターにお店のロゴなどを貼っているのを

見かける事も多いと思いますが

今回はシャッター全面にインクジェット出力を施工します。

シャッターに施工するため営業時間後の夜に開始します。

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まずは、しっかりと掃除をします。

汚れているとシートの付きが悪かったり、ゴミが入ったりしますので

隙間も丁寧に拭き掃除します。

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その後、基準になる場所からシートを貼っていきます。

今回は中心のキャラクターの顔の部分からはじめます。

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貼りながらポストや鍵穴の部分をくり抜いて出していきます。

ここが少し難しい作業です。

隙間や溝の部分にもしっかりと貼ってイラストが

つながる様に注意して貼ります。

今回は、インクジェットを出力した後に

パネルの寸法でカットしておきました。

パネル一枚に対してシートを一枚ずつ丁寧に貼っていきます。

またシャッターは、凹凸があるので実際よりも縮むため

その部分も計算して出力データを作成します。

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無事施工完了しました。



シャッターは閉店後の案内用として最適な看板スペースです。

全面を使うとかなり大きなスペースとして利用できます。

お店のアピールはもちろんのこと

閉店後に来られたお客様に営業時間のお知らせをする事もできます。



その他、カッティングシートでの施工例はこちらです。

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公式ホームページにもシャッターサインの施工例を掲載しています。

通行人にアピールする看板 (A-001)

看板にとって文字の大きさは、とても重要です。

せっかく設置しても何が書いてあるか分からなければ

意味がありません。

デザインするときは、あれもこれもとなりますが

実際設置してみると字が小さ過ぎるということもあります。

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意匠面(デザイン面)に書かれる文字の大きさには、

次のような方式が使われます。


文字の縦の大きさ(cm) × 250 = 判読距離(cm)


あくまでも目安ですが、参考になります。

例として片側2車線(右折レーンあり)の国道の交差点に

看板を設置したとします。

そのときの停車中の車までの距離はおよそ50~60mになります。

看板距離

ですので、文字の大きさは逆算して

50m × 100cm = 5000cm

5000 ÷ 250 = 20cm

一文字の大きさはおよそ20センチくらいが最適になります。

しかしながら

この大きさは信号待ちなどで見てもらえる大きさです。

実際に走ってる車からでは

この文字の大きさを1.5~2倍にしなければいけませんので、

野立て看板などを製作するときには注意が必要です。

(※文字の複雑さなどによりさらに大きくした方が良い事もある、

逆にアルファベット等はもう少し小さくても可)



ですので、

看板を設置するときにはぐっと文字の量を減らして

簡潔に文字を配置することが重要
です。

遠くから見るため用のもの(野立てや店舗メイン)と

近くまで来てくれたお客様用のもの(メニューやスタンド)とを

分けて設置するとよりアピール効率が上がります。


デザインを決めるときには、

実際の写真に置いてみた合成写真などを作ってみると良いでしょう。


下記の本も参考になりました。



  


動物病院の室名表示・トイレピクトを設置しました。

アクリルにカッティングシート貼りです。

210mm角で裏板に一回り小さいものを使う事で

壁から少し浮いているように見せています。

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動物病院らしく、かわいらしい猫のイラストをのせています。

もうひとつのピクトは犬のイラストです。

受付カウンターの後ろには

アクリルの切り文字とロゴを設置しています。

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こちらのロゴは、透明アクリルにシートを裏貼りしています。

裏から貼る事で正面にアクリルの質感を出す事ができます。

トイレのピクトは、突き出し式のピクトです。

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170mm角のトイレピクトです。

両面式で壁から突き出すように設置します。

グレーのアクリルにカッティングシート貼りです。



こちらのページでもトイレピクトを紹介しています。

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かやの森動物病院 様 新規開院看板工事

また、デザインのバリエーションも

自由に作る事ができます。

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店舗のイメージカラーに合わせるのもおすすめです。

リニューアルとしていかがでしょうか。

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